会社概要

代表挨拶

社名の由来である「テルミヌス（Terminus）」は、ローマ神話における「境界」を司る神の名です。
ラテン語のこの単語は、英語で「終着駅」を意味する「ターミナル（Terminal）」の語源になっています。

ターミナルは、様々な境界が溶け合う集合点です。

新たな街に足を踏み入れた人間とこれから故郷を発つ人間が交差する―
多様な国籍の人間が入り混じり、彼らが話す各国の言語が飛び交う―
老若男女様々な人間の喜怒哀楽や人間模様が渦巻く―

近代文明はこのターミナルを中心に発展を遂げてきました。
それは、出自の異なる人間が交流しては、様々な考え方や文化が入り混じり、新たな価値が創造されてきたからでしょう。
つまり、思考の違いや文化の壁など、多種多様な「境界」が取っ払われることで、異なる価値の結合による革新や進化が創出されていきます。

私は「境界」を「意図的／非意図的問わずに存在する領域内における多種類の事項を二元論的もしくはそれ以上に分断する境目」と定義しています。
そして、テルミヌスグループでは、この「境界」が「人の夢や目標、社会の発展や革新を妨げない世界」を創出する一助になることを目指します。

これは、私自身がこれまでの人生において、「境界を引いてしまう行為（意識的境界）」や「境界の向こう側にある世界を知らない状態（無意識的境界）」が、一言で「もったいない」と感じてきた経験から着想したものです。

それまで海外とは全く無縁だった私が外国語系の学部に入り学び、それが大手グローバルコンサルティングファームのキャリアに繋がった経験。
もしくは、プロスポーツの世界で、ビジネスとスポーツそれぞれ違った経歴を持つ人たちとの関わり合いの中で、両者の融合を目指して働いた経験。
そのような経験を通じて、境界がもたらす様々な「不便」や「不幸」を肌で感じてきました。

まずは自分自身が身をもって体験してきた外国語教育やプロスポーツの世界における境界の融解に取り掛かり、ひいては、世界の様々な領域において、境界が人や社会の進歩を阻害しない世の中を創れるよう、挑戦してまいります。

テルミヌスグループ株式会社 | Terminus Group Inc.
代表取締役 齋藤祐太 | Founder & CEO Yuta Saito